街が静かだったイースターの週末が終わり
春を通り越してもう夏の気候
アメリカには桜もなく
また新しい区切りの月でもないので
ただ何となく過ぎていってしまう
4月
珍しく足を延ばして
ワイナリーで有名なナパバレーへ
フランスとアメリカの 国旗がはためく合間
オーパス・ワンのワイナリーから見える
どこまでもまっすぐに続くぶどう畑
毎日同じ場所で目覚めることが好きな私は
何か新しい場所や懐かしいところへ行くといつも思う
それはきっとどんな場所でもそう
それはきっとどんな場所でもそう
あそこはどんなところなのかな
あの頃のあの場所は今どうなっているかなと思っても
実際には足を運ぶことなく
その場所を遠くから思いただ過ごす方が
ほんとうは幸せだ、と
ほんとうは幸せだ、と
それはまた人も同じで
あの人は今どうしているかなぁと思っても
会いに行くことなく生きている方が
実際に会ってしまうよりずっとよかったりする
そういうみせることのない気持ちが
遠いどこかでその場所やその人を守ったり救ったりしているのよ、と
いつか言われたことがあるけれど
本当にそうだったらいいなぁと
こんな景色を前に思う
*写真*
(上) OPUS ONE ワイナリー
(中) OPUS ONEと、ナパバレーのワイナリーでしか買えないというOPUS ONEのセカンドワイン "Overture"
(下) フレンチビストロBouchonの入り口にて