November 15, 2010

The Art Institute of Chicago

自宅から徒歩5分の距離にある
たまに立ち寄るシカゴ美術館
フラッシュなしならば
基本的になんでも撮影可能なので
カメラを片手に気分転換がてらぶらぶらと歩く

絵画でも音楽でもそうだけれど
作者が亡くなってから
評価されるようになった作品の多さ
また自己評価と他人の評価のズレ 

私はたいがい
本番での自身の演奏に対する
自分が思う出来の良さと
聴く側からの評価が一致しない 

自分がよかったと思っている時は
いつだってそこまでよくはなく
自分が全然ダメだったなと思っている時は
いつだってそこまでダメじゃなかったりする 
どんな世界でも同じかもしれない

なんとかそこを繋ぎ合わせようと
頑張っていたけれど、本当は
観客と自身の評価が一致しないことが
一致しないことこそが
芸術らしい

一致してしまっては
芸術ではなく商業になってしまうらしい

不一致こそが深く一致する、
ということなのかな