October 27, 2010

mid-term

毎学期の中間にある試験期間が
ようやく一段落

英語で課せられたあらゆる課題や試験を目の前に
これが日本語だったらどんなに楽だろう、と
毎回思うのだけれど、
英語だから難しいんじゃない
日本語でだって難しいんだ、といつも思い直す
そうすると私は不思議と楽になれる
言語がどうのこうのをとっぱらって
学ぶべき物事だけをみれるようになる
11歳でドイツに渡り
ドイツ語のかけらもわからずに
現地の小学校にぽんと入れられた時もそう
目の前のこの人たちの言っていることは
ドイツ語だからわからないんじゃなくて
きっと日本語でもわからないな、と思って
そこにいた

語学に限らずなんでもそうなのだけれど
なにかの壁を超えることができる人って
なんとかしてそこに居続けられる人なんじゃないかと
私は思う
何かを克服しよう、理解しよう、ではなくて
なんとかしてただそこにいることのできる人
それが真に"超えている"ということなのかな、と思う
努力しない、という意味ではなく
思っていることも伝えられない相手の意思もわからない
なにより居心地の悪い場所に居続けるというのは
容易ではない
できないことへのプライドが邪魔したり
できない自分へのプライドが邪魔したりする
そしてなによりカッコ悪い姿を人前にさらして
その場に居続けるということは、相当キツイはず
だけどそういう場所に身を置き続けられる人は
もうすでに色々を超えているな、と思う 

だから私は
全部を完璧に、は無理な時も
たまには適当に
適度に自分を許しつつ
カッコ悪く悔しい思いをしながら
なんとかしてそこに留まる、
ということをしている

毎日がそれとの戦いだったりする