July 12, 2018

Look what I found!

懐かしいブロン門下時代の写真
写真左から川久保賜紀ちゃん、クロエ・ハンスリップ、私、Young Yoon、庄司紗矢香ちゃん、ピエタリ・インキネン、エリック・シューマン、、、と続く
ここにプラス岡崎慶輔くんや木嶋真優ちゃんらが入って
だいたいいつものフルメンバーだったような気がする
当時、ある意味サーカス団?のように
3、4日おきに国から国へと移動し
その行く先々でレッスン、
そしてコンサートをして回っていたメンバーたち

先月、フランクフルト放送交響楽団の来日と
首席指揮者ピエタリ・インキネン指揮の日本フィル公演が重なり
そんな怒涛の時代を共に過ごした戦友たちと
うん十年ぶりの嬉しい再会が続きました
ピエタリ、フランクフルト響のGia、
川久保賜紀ちゃんことタマちゃんと
そして
今回の日フィル公演でソリストを務めた
ピアニストのサリーム・アシュカール、
フランクフルト放送響のメンバーたちも一緒に*
 
 

 
今振り返ってみても
とてもじゃないけれどもうあんな日々は送れない、と思うほどの記憶の中
あの頃ドイツで
あの日々を過ごしていた皆がそれぞれに
色々なことを考え、想い、抱え、苦しみ、また楽しみ、
生きていたんだろうなということは容易に想像がつく
そしてその後それぞれがそれぞれに色々な形でそこを超え
またあの頃の場所を離れ
その日々を糧に自分の耕した畑で
それぞれの芽を出し大きな花を咲かせていて

そしてやっぱり皆
"音楽"をしている

流れていく日々は本当に竜巻のようだったけれど
誰が誰の足を引っ張るわけでもない
皆それぞれがそれぞれに必死で
皆でのぼっていくからこそ
一人一人もまたのぼっていけるのだと思えるような
そんな雰囲気が当時の風が吹くように蘇る

皆互いに歳を重ねたけれど
関係性は何も変わっていなくて
音楽を超えて
ただただ楽しいだけの時間を今も一緒に過ごせるからこそ
また頑張ろうと思える
遠回りも近回りもして
やっぱりあの時代にありがとうと思う