May 21, 2017

lately

コンサートの度に頂いたお花たち
歳を重ねるにつれ?お花の美しさを
以前にも増して感じるようになった今日この頃

少し前には震災後初めて相馬市へ行かせて頂き
1,000人近い方々の前で演奏させて頂きました
いわゆる"被災地"と呼ばれている場所だけれど
実際に足を運んでみるとそこは
月並みになってしまうけれど
必ず誰かの大切な場所で
そんな場所を"被災地"と呼ぶこと自体が
なんだかとても申し訳ない気持ちになりました
自然災害を前に音楽はやはりプラスαのものであることは否めないし
現実にはもっともっと音楽以前に必要なものがある
でもだからこそ音楽にもまた
まだまだしなければならないこと、できることがあるのでは、と感じました
この日のことはまた改めて

そして、久しぶりに室内楽を聞きに春祭へお邪魔したり
終演後
3歳の頃から知っている幼馴染であり
いつだってお兄ちゃん的存在の長原幸太くん
そしてまた同じく仲良しの友人であり
ヴァイオリニストであることと音楽家であることが
珍しく共存されている演奏家だなぁと感じる
岡本誠司くんと一緒に*
私が小さいので二人が身長を合わせてくれたり笑

そしてまたある日には
言葉では言い尽くせないほど
長きに渡りずっとお世話になっている
辰巳明子先生の古希お祝いコンサートがあり
N響の大宮臨太郎くんや山岸努くん、
枝並千花ちゃんや奥村愛ちゃん、鍵冨弦太郎くん、滝千春ちゃんなどなど
懐かしい門下生の皆に会えたり*
ざっくり見積もっても人生の半分以上である
約18年間も海外で生活していたのに
自分の母国にもこういう"ホーム"と呼べる場所があること
ほんとうに有難いです
辰巳先生、また先生を中心とした同門の輪がこんなにも心地よく
涙が出るほど心がホッとできるのは
先生のつくりだすもの、そのもものあたたかさだと感じます
改めて、おめでとうございます
節目の年をこうして近くでお祝いできることを嬉しく思う夜でした