September 12, 2011

HB2U

今年も変わらぬメンバーが
それぞれの時間の合間を縫って
お祝いをしてくれた誕生日

私はそもそも
自分の好きなものを誰かと共有したいとか
自分の嫌いなものを誰かと共有したいとか
自分の喜びや感動を誰かと分かち合いたいとか
自分の悲しみや痛みを誰かにわかってもらいたいとか
そんな気持ちは全くなくて

誰かと共有したり分かち合ったところで
そのものの分量が変わるとは思わないし
そうしたところで
喜びは倍に悲しみは半分になんて
ちっとも思わない
でもそう思わせない関係こそが 
本当に必要な存在だと思ってる

ことに友達というのは
ほんとうの意味で自分の人生を
動かせたり支えたり救えたりすることのできる
自分自身や共に生きる「家族」ではないし
「その先」のない関係に対して私は興味がないので
あまり求めていないし結構薄情だったりする

自分の生きる世界を無意味に広げてしまわぬよう
ほんとうに必要のないものを持ってしまわぬよう
いつも狭く狭くと気をつけて
いくら未練も後悔も
戻りたい時間も戻りたい場所も
なにもなく生きていたって
それでも
ふとした時に強烈に帰りたくなるような瞬間や
気付かぬうちに色々な大切なものをもらって
そしてそれを持って生かされているんだなぁと
こういう時に改めて感じさせられてしまう

ひとりでは生きられないということは
本当にひとりで生きている人にしかわからないみたいに

1 comment:

  1. ちょっと遅めの誕生日だったんだね。

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