週末は東京湾の花火をチラリ*
七五三ぶりくらいの浴衣を着て
七五三ぶりくらいの浴衣を着て
とにかく引き蘢り体質な自分を外へ出してみる。
花火職人の方たちは毎年この一発に
全身全霊をかけているんだろうか。
その気持ちを前に
「綺麗」だなんて軽々しくてとても言えない。
こんなにたくさんの人間がいる世界で
こんなにたくさんの人間がいる世界で
世や人の流れに流されて
自分の体の声に耳をすましていないと
色々な感性がどんどん鈍くなる
色々な感性がどんどん鈍くなる
芸術家は
本当ならば無視して生きた方が
心の健康には良いはずの感情を
わざと直視して
それを楽器や絵の具、そういう材料を通して
作品にしていかなければならないもの
だから自分の生き方を定めて
だから自分の生き方を定めて
狭く狭くしていかないと
消化不良で苦しくなってしまう
こんなにたくさんのものが溢れていて
こんなにたくさんのものが溢れていて
こんなにたくさんの人間が生きているからこそ
自分だけの世界で生きよう、と思える
自分だけの世界で生きることは
決して悪いことではなく
決して生きる世界を小さくはしない
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